プランターも野菜も植えたことのない私が無農薬、無肥料の自然栽培の米を作っている方に出会い、米作りのいろはを学ぶことになり、とても不思議な縁を感じています。

苗を育てるために
・昨年収穫した稲から種籾を取る(脱穀)
・種籾を水につけて発芽させる
・発芽した種籾を育苗トレーに入れていく(種下ろし)

発芽したての種籾は鳥の好物なので、苗が育つまではネットをかけたり鳥除けを置いて苗になるのを待つ。育苗プールというところで苗たちを育てていく。

この生産者が素晴らしいのは美味しいお米にするために手間を惜しまず、手植えをすること。機械で植えると生産性のために苗の間隔が25cmになるが、美味しく栄養が多いお米を作るには30cm間隔が良いとのこと。機械植えでは30cm間隔が実現できないので手植えで行います。
機械植えは苗が20cm以上になると機械の都合から田植えできないが、手植えでは苗が大きくても植えることができるため、その制約がなく苗が無駄になりません。
ただ手植えはやはり大変なようです。

育苗プールで無事に育った苗は田んぼに植えていきます。